ヘッダイメージ

確定申告初心者が、自力での青色申告に挑戦します!

2023-02-19 13:31:20

e-Tax


普通、確定申告は、作成した書類を印刷して税務署へ持ち込んだり郵送したりしますが、e-Taxを使えばそれがインターネット経由で出来てしまいます。通常【確定申告書等作成コーナー】で申告書を作成するので、そのデータのままを送信でき、手間がかからず楽です(文書を印刷して持ち出す手間がかかりません)。

準備


誰が送信したのかを確定させる為のいくつかの準備が必要になります。

◆住民基本台帳カード
e-Tax
このICカード内部の住民票コードにより、送信者の特定をしてもらえます。役所(だけ)で比較的安く作れます(私の場合は作成時間30分程、料金は千円)。「e-Taxやりたいので、住基カード作ってください」と言えば、カード内に電子証明書と鍵データを入れてもらえます。カード自体の有効期限は10年なんですが、電子証明書の方は3年と短いですね。

◆ICカードリーダライタ
e-Tax
住民基本台帳カードを読み込む為に必要で、e-Tax対応品を買っておけば間違いないです。いくつもの機種が出ていますが、2千円も出費すれば普通に使える物が買えます(カードを読むだけなので、高い機種を買う必要はありません)。

◆事前準備セットアップ
パソコンの内部設定を、e-Taxを利用できる環境にしてくれるツールです。【確定申告書等作成コーナー】にありますので、クリックして実行するだけですね(私の環境で、インストールに1分程度)。途中、難しい事(上書きしますか?とか)を聞かれますが、国税庁を信じて『はい』を選んでいけば無事終わります。

◆e-Tax開始届出
【確定申告書等作成コーナー】上で申告書を作成するだけなら登録はいらないのですが、e-Taxを利用する場合は開始届出書を提出して利用者識別番号を得る必要があります。…と言っても、ウェブサイト上で新規登録するだけです(『サイトマップ』-『事前準備』-『開始届出書の提出』という分かりづらい所にあるページで、登録できます)。個人情報を入力して送信すれば、即時に利用者識別番号をもらえます。最後に確認メールが来るので、メール内リンクをクリックし承認させて終了です。ちなみに『利用者識別番号』『暗証番号』は忘れやすい(1年も経つと、存在さえも忘れます)ので、登録完了画面を保存して印刷しておいたほうがいいです。

◆電子証明書の登録
e-Tax開始届出でもらった利用者識別番号とICカード内の電子証明書を関連付けます。これも【確定申告書等作成コーナー】のページで登録できます。それぞれのパスワードを聞かれますので、しっかり思い出しましょう。

以上で、e-Taxを使う準備は整いました。【確定申告書等作成コーナー】で申告書を作っていく事にしましょう。
前へ 次へ